2012年2月29日水曜日

お不動さま(不動明王の縁日)


昨日(2月28日)は、「お不動さま」でした。
この御堂は、今井一族の守り本尊である不動明王が、安置されています。

今から約400年前、ご先祖がこの地に越してきた時、大切に運んできたものだそうです。それ以来、毎年一族が集まり所願成就を、願ってきました。


この不動明王を、今井本家(私の家は分家)は、400年間守り続けてきました。そして昨日は、菩提寺の住職に護摩を焚いてもらいました。

私も参加しましたが、いやあ寒かったです。でも終われば清々しい気持ちでした。
ところで、今井本家と我が分家は、初代からの関係なので、つきあいも現当主まで17代 400年続いているというわけです。これだけ長いつきあいも珍しいのでは?

2012年2月15日水曜日

味噌の寒仕込み


上の写真左側が乾燥大豆で、これを24時間水に浸けると右側の写真のように元の形(ご存じの枝豆と同じ。枝豆は未熟な大豆のこと)に。水に浸けると元の形にどうしてなるのか、未だにフシギ。
右の写真は、ドラム缶かまどで、大豆をゆでてます。薪で、2時間。
手前の猫の「ナナ」も、お手伝い?
ナナも、山歩のお客様を出迎えたり、見送ったりと大忙しです。甘えたい時は、芝生の上で大の字に寝てます。すると帰るお客様が、ナナのお腹をひと撫でしてくれて、大満足!

上の写真は、茹であがった大豆です。甘みがあって美味しい!
右の写真は、すり潰した大豆(糸状の大豆はモンブランのマロンそっくり)に、米麹と塩を加えたものです。
これを手でよく混ぜます。
下の写真は、混ぜ合わせた味噌の材料を、もう一度機械ですり潰しているところで

樽の中の団子が、味噌の赤ちゃんです。詰めるコツは、味噌の中の空気を抜くことです。ゲンコツでこの団子を押しつぶしていき、最後は、平らにして密閉します。
いま食べてもまずいのですが、半年後には、美味しい味噌になってくれるでしょう。
Aさん家族が、味噌をつくりにきた時、2才の子が味噌団子を作りながら
「味噌づくりって楽しいねえ、楽しいねえ」と言っていたのが印象的でした。
仲間と味噌づくりを始めて12年目になりました!

星の子タロちゃん物語・6 エビのシッポ

今日の給食は、タロちゃんの大好きなエビフライです。
「いただきます!」
おなかペコペコのタロちゃん、無我夢中で食べてます。すると後ろの席のサブちゃんが、
「タロちゃん、アレ見て!」と指差しました。サブちゃんとは、お空の星にいた頃からの友だちです。タロちゃんは、指された方を見ました。

「アレッ  食べ残したエビのシッポがない!」
サブちゃんが、取ったのです。見るとサブちゃんは、同じ方法で他の子のエビのシッポを取ってます。
「サブちゃん! サブロー! サ・ブ・ロー! オレのシッポ取ったな!」
「タロちゃんが、よそ見するからだよ。それにいつも食べないじゃないか!」
「サブちゃんのバカ!これからは、オレだって食べるよ。」
タロちゃんは、残りのエビフライを、シッポまで食べちゃいました。
「アレッ ?! エビのシッポもまずくないや。」
それ以来タロちゃんは、エビのシッポも食べるようになったのです。
ありがとう  サブちゃん!