2012年7月30日月曜日

オーイ、忘れ物だぞ!

 

 

アオギリから降りてきたヘビ君を発見!慌ててカメラを向けた時すでに遅し、スタコラサッサと寝ぐらに帰るところでした。大きさは1メートルを超えています。肌がツヤツヤしてます。青大将です。彼の寝ぐらは茶の木の垣根です。

鳥の巣もないのに木登りするなんてどうしてだろうと樹上を見上げたら、証拠がありました。

これです。蛇の脱け殻です。頭から尻尾まで残ってます。そうだったのか。ヘビ君、脱皮するために木登りしたんだ。

すると、蛇も大昔は人間と同じく樹上で生活してたんだね!?

バイバイ、ヘビ君、またおいで。運がいいと、今年は木登りヘビに会えますよ。

 

2012年7月26日木曜日

竹ゴハンに挑戦!

 

昨日夕方、近所の子どもたち7人と初めての竹ゴハン作りに挑戦しました。

子どもたちにとって、店の前の畑が格好の遊び場です。カマドの周りを駆け巡ってます。

 

燃やすこと1時間!ようやく炊けました。

子どもたちは、木の枝の箸で食べ、「ウメーッ!自分で炊いたからウメーなあ。」と満足げでした。

子どもたちの声が、6時30分過ぎまで響き渡りました。元気をもらいました。

アレッ、玉虫だ!

今年も玉虫が、姿を見せました!店の裏の榎に住んでいるのでしょう。

祖母や母は、桐タンスの中に玉虫を入れていました。虫除けにいいのだそうです。本当かどうか分かりませんが。

玉虫の飛ぶ姿は、尻を下げた不格好な姿で、思わずガンバレと声をかけたくなります。なぜか嬉しくなります、今年も会えたことに。

夏休みです。毎日、近所の子どもたちが山歩の周りを駆け巡っては、カブトムシを捕まえてます。私の子ども時代と同じです。そうか!このカブトムシがしがみついてる木も昔のままです。するとこのカブトムシ、私が生まれてから数えると60数代目というわけか!エライなあ。尊敬する。

ところで、木にしがみついて、樹液を吸ってる姿は、ママのオッパイを吸ってる赤ちゃんみたい!

こりゃあ私も、マザーコンプレックスかな?

2012年7月21日土曜日

星の子タロちゃん物語 12・もう寝たの?ジージ?

宿の夕食を終えたタロちゃんは、ジージと部屋に戻りました。

「タロちゃん!寝る時はいつもパパにお話ししてもらうの?」

「ウン。ジージ、おむすびころりんのお話し知ってる?」

「ウン、知ってるよ。」

「じゃあ、マメツブころりんのお話しは?」

「マメツブころりん?ジージは知らないなあ。どんな話し?」

「マメツブころりんってね、豆粒がコロコロ転がって、小さな小さな穴に落ちちゃったの。」

「フーン、それで・・・」

「それでね、えーとね・・・ジージ?ジージ?アレッ寝ちゃってる。」

ジージは、旅の疲れと酔いもあって、タロちゃんの声が子守歌になったのです。。タロちゃんを寝かせるハズのジージが、タロちゃんに寝かしつけられたのでした。

翌日も気持ちよく晴れました。

タロちゃんたちは、上高地散歩に出かけました。タロちゃんが走り出しました。パパとママが、必死にあとを追いかけます。パパとママは、息を切らしているのに、タロちゃんは息も乱れていません。標高1000メートルを超えているのにです。河童橋に戻って来ても、走り続けています。

タロちゃんは嬉しいのです。なぜかわからないけど、嬉しいのです。

「ボク、山が大好き!」

そうか、わかった!タロちゃんは、故郷星(ふるさとぼし)に1000メートル分、近づけたから嬉しいんだね。

 

 

2012年7月20日金曜日

垣根、刈るのも、命がけ?

伸び放題になっていた茶の木を刈りました。半分ほど刈った時、スズメバチが数匹飛び出してきました。すぐに作業をやめて、スズメバチ退治に取り掛かりました。

昔、こんなことがありました。当時小学生の息子が、庭で遊んでいる時、垣根の中に巣を作っていたスズメバチに刺されました。逆上した私は、愛する息子のカタキとばかりに、殺虫剤スプレーとなぜかバドミントンラケットを持って巣に近づきました。すると巣から数十匹のスズメバチが、私に襲いかかったのです。ヨーシ受けて立ってやる!ラケットを振り回しました。コレで一網打尽のハズが、敵もさるもの、ラケットを巧みに避け、羽音を鳴り響かせて襲いかかってきたのです。慌てて家の中に逃げ込み、難を逃れました。

憎しみを募らせた私は、夜になるのを待ちました。

完全武装した私は、ライトを照らしながら、巣に近づきました。巣の入り口に見張りバチが一匹いるだけです。私が近づいても飛べません。頭のいい私には、すぐわかりました。蜂も鳥眼で見えないってことを。ポリ袋を竿の先に取り付けて、巣をまるごと取って、中に殺虫剤を噴霧!ついに息子のカタキ、スズメバチをせん滅!

これ以後、スズメバチ退治に自信を持ったのがアダ、数回刺されました。医者にも通いました。痛かったあ!

しかし・・・・・

今日のは数匹で、巣も小さい。顔を白タオルでほっかむり、服も手袋も白。殺虫剤を噴霧!蜂が襲ってくる!蜂に向かって噴霧!それでも向かってくる。逃げながら、噴霧!ついに撃退。これが退治したスズメバチの巣。小さいうちに撤去できてよかったあ!なにしろ通学路だからね。

 

ようやく刈り終えた茶の木の垣根。なかなかの腕前でしょ。離れて見ると、ビミョーに波打ってます。これがまたシロートらしくていいんです⁉

 

道祖神って、オシャレだね!

信州は安曇野にいってきました。18日は埼玉と同じ猛暑でした‼アッチッチ!

 

松本城近くで見つけた道祖神です。愛らしい‼

これまた頬つけあったアツアツの道祖神です。ウラヤマシイ!

山歩近くのお寺にある道祖神です。どれもこれもシッカリと手を握り合っていて、夫婦の幸せや家族の幸せを願ったものなのでしょうか?

男女で慈しみ合う神を祀る日本人って、洒落てるねえ。私もオシャレに生きようっと!ムリかなあ?

 

2012年7月14日土曜日

わが輩も猫である ・4 日々コレ 猫日和り

 

ずいぶん落ち葉だらけの所で寝てるね、だって。ここは裏口で、涼しいんだよ。暑くなったから、ここに引越してきたの。

失礼、首が痒いもんで。エッ?ナニ?もっと話しを聞かせて!だって。しょうがないな〜、じゃあこれで最後だよ。

仲良しだった犬のチロちゃんだけどね、橋のたもとに捨てられていたんだって。ひどい話だよね。たまたま傍を通りかかった中学生の女の子が、拾ってくれたの。よかったねえ。でも、女の子の家には犬2匹いて、これ以上は飼えないので、担任の先生に頼み込んだんだって。その担任が今のご主人さ。このご主人がいい加減な人で、私の名前を「名無しの権兵衛」から「ナナ」としたように、「チロ」という名前も「チンチロリン」からとった名前なんだそうよ。チンチロリンってどんぶりを使ったバクチだそうよ。可愛い雌犬に失礼じゃない。でも、チロちゃんは全然気にしてなかったなあ。

チロちゃんは散歩が好きで、となりのSさんの散歩に付き合っていたそうよ。ご主人は散歩が苦手で、連れて行ってくれなかったって、私にこぼしたこともあったわ。

そのチロちゃんも、星に帰っちゃった。どの星なんだろうなあ。会いたいなあ。

今ようやく、よそネコも来なくなって、平穏な日々が戻ってきましたよ。オヤスミ💤。

 

2012年7月12日木曜日

まあだかな?

 

お客様に提供しているミソソースが好評です。時には「味噌を分けてくれませんか?」と頼まれるのですが、もう残りわずかなのでお分けすることができません。残念です。

今年仕込んだこの味噌、只今発酵中です‼小屋の中は発酵の香りが充満してます。あと二ヶ月すれば、美味しい味噌になるハズです。試食するまでは、ドキドキです。頼む 美味しい味噌になってくれ!

 

仲間の味噌樽も、静かに発酵中です。左下の黄色の箱は、米麹を作る発酵機です。先日も弟がこれで麹を作りました。

最近、店にも麹100パーセントの甘酒を置きました。人気です。私たち家族も毎日飲んでます。そのためか肌がツヤツヤになったようです。気のせいかな?

今年の味噌用大豆は、北海道大豆です。今食べてるのは、宮城県大豆(甘みとコクがあってウマイ!)なので、味の違いが楽しみです。

コレ、刈り取った庭の芝です。畑の隅に野積みしてます。白く見える部分が発酵してる所です。甘酸っぱい香りが漂います。

日本って、発酵文化の国なんですね。

 

 

2012年7月7日土曜日

アッ 蝉?

 

 

昨日、青桐の葉裏にいる昆虫を見つけました。よーく見ると、蝉のようです。それもアブラゼミ。

私の記憶だと、7月6日に蝉を見るなんて、この土地では珍しい出来事です。蝉も「アレッ 出てくるのが早すぎたかな? 仲間がいない!早く出てきて!」と地面に向かって呼びかけているようです。

オーイ、蝉くん、寿命を全うしろよ!

 

2012年7月5日木曜日

この小屋の主が、私なんです。

 

山歩入り口を入った右手に、トタン張りの粗末な小屋があります。

小屋の中の目立たない場所に、「知足庵」の表札を掲げてあります。少しだけ自給自足の真似事をして、「足るを知る」とはどういうことか考えようと、この名前にしました。私は、知足庵主というわけです。

先週は梅干し作りをしました。仲間が集まって紫蘇を漬け込むところです。

紫蘇を漬け込んだ梅です。梅と紫蘇の香りが小屋の外まで漂っています。梅雨明け頃にタルから取り出し、3日間天日干しすれば、梅干しが完成です。

梅干しを作りたい人が徐々に増えて、今では10数人で作ってます。梅干し作りは、近くに住む弟が担当して、母親ゆずりの方法で作ってます。

そして・・・

麹用の米、15kgを蒸しているところです。3日かけて、麹となります。この麹はやがて塩麹となります。これも知り合いに頼まれた弟が作ってます。

知足庵ではこの他に、味噌、漬物、餅などを作ってます。どれもスローフードです。

そういえば今冬の味噌作りで、この煙突が外れて、屋根裏のベニヤ板が燃え出す事件が起こりました。ビックリしました、慌てました。スローフード作りは、スリル満点でもあるんです。よかったあ、火事にならなくて・・・