2013年3月28日木曜日

ナノハナ・なのはな・菜の花だあ!

野田橋から下流を見ると、右岸の堤防は・・・

近づいてみると、

堤防の両側2kmに渡って菜の花です。菜の花の香りで包まれます。

野田橋から上流を見ると・・・

春霞に包まれた雄大な景色が広がります。この2km上流に山歩があります。

そういえば、私はこの川で泳ぎを覚たんだっけ。夏休みは、毎日この江戸川で泳いだもんです。泥水状態でも、目を真っ赤にしながら泳いだっけ。ある時は、息継ぎで口を開けたところに、ウンチが流れてきて、危うく食べるところだった。ふと見ると、すぐ上で友だちがニヤニヤ笑ってた。私も真似てみた。水の中での用足しは、難しかった。猛練習した。上手くできるようになった。

ある日のこと、対岸へ渡り、畑のスイカを盗んだ。追いかけられ、必死に逃げた。殺されるかと思った。

毎年の夏、溺れ死ぬ子どもがいた。私も何度溺れたことか。でも江戸川での泳ぎ禁止にはならなかった。今は禁止の看板が立っている。止むを得ないのかもしれないが、心は納得していない。

江戸川のこの景色が、今でも大好きである。いつもは見えるスカイツリー、今日は春霞で見えない。

 

 

 

2013年3月26日火曜日

見に来て、満開だよ!

今朝6時、モルゲンロートの桜です。

ええ

8時、ソメイヨシノ色です。

 

オヤッ、あの無精者のナナも花見!?

これから1週間、楽しめます。

 

2013年3月25日月曜日

足ガクガク、汗ビッショリ!

 

昨日は朝から大根畑の後始末。大根畑は、大根が埋もれるほどのホトケノザの群落、まるでレンゲ畑かと見間違うほど。引き抜いた大根とホトケノザを積んだら、こんなになりました。私の胸の高さです!これもやがて堆肥になって、畑に帰ります。

早速耕耘機で耘いました。キレイになりました。足はガクガク、汗ビッショリ!充実感と達成感と満足感でいっぱいになりました。

でもこれで終わりではありません。

 

畑仕事を一手に引き受けてるFさんが、午後にやってきました。彼はつい最近、ボルネオのキナバル山(4000m)にたった1人で行ってきたのです。げんきだねえ。Fさんが、これから20kgのジャガイモを植えるというのです。

 

植え付けの終わったジャガイモ畑。終わったのが、夜の7時過ぎ。Fさんはタフだなあ。でも今日は職場で居眠りしてないだろうなあ。

ワタシ?疲れて、疲れて、Fさんの仕事が終わる前にお風呂に入ってしまいました。あーサッパリした!Fさん、ゴメンな。ビールで許して!

 

もういいかい?もうイイよ!

 

八部咲きでしょうか?

桜の木の下に入ると、こんな感じ。

この桜の下に入ると、どんな気持ちになるかは、入ってのお楽しみにしておきます。

明日以降から見頃になります。特に午前中に来るといいですね。庭にも自由に入って見てください。何のお構いもできませんが・・・

 

2013年3月23日土曜日

ま〜だだよ!

 

東京の桜は満開だそうですが、ウチの桜はこれです。三分咲きぐらいです。Mさん!来週まで花見はお預け。

 

Mさんに頂いた白山吹は、こんなに芽吹きましたよ。

ナナ!朝寝なんかしてないで、花見しろよ!

ウルセイナー。

どれ、毛づくろいでもするか。

疲れた、歳だねえ。 オヤスミ!春は眠いの!

これだけ歳を重ねると、飼い主の言うことなんざあ聞く耳持ちませんなあ。もう、お手上げです!

 

2013年3月21日木曜日

もういいよ!まーだだよ!

山歩前の枝垂れ桜。

数日前の姿。それが今朝は・・・

もう八部咲き、もういいよ!さてウチのソメイヨシノは・・・

やっと一部咲き・・・かな?来週が見頃で、まーだだよ。

忘れてました。庭の木瓜も、もういいよ!

私のブログ、公開不可能になって、電話で息子のアドバイスを受けて、昨夜ようやく復帰しました。私ら夫婦共にメカ音痴なのに、どうしてメカに強い息子が生まれたのか今井家のナゾの一つです。

私もこれからメカに強く成れるかなあ・・・ムリだね。息子よ、よろしくな!

 

2013年3月20日水曜日

咲きましたよ!ウチの桜も

綺麗ですねえ、ウチの桜は。

でもソメイヨシノじゃないんです。

あの三春の滝桜と同じ桜なんです。ですから色が濃いんです。花はソメイヨシノより小さいです。奥ゆかしいと思いませんか。満開になるのが楽しみです。

 

2013年3月16日土曜日

山歩に、次々と春が!

 

花桃も咲きました。

去年、枯れてきた枝を思い切り切りました。残ったのは、この新枝だけです。咲くかどうか心配でした。咲いてくれて、ありがとう!

通りの山歩入り口傍にある杏の木です。台風で太い枝が、折れたのですが・・・

咲きました!この辺りでは珍しい木です。大好きです。毎年たくさんの実がなるのですが、食べられることもありません。もったいないなあ と思います。

店の玄関前の山吹です。よく見ると、可愛い新芽が!枝に着いてる黒いのは、実です。普通の山吹は実がつかないのですが、この白山吹は実がなるんです。この実は食えるのか?・・・どなたか挑戦してみませんか?

 

2013年3月13日水曜日

春の嵐が・・・でも・・・

春の嵐です。いつものことです。

強風の中で、花が咲き始めました。

ホラ、木瓜の蕾もこんなに膨らみましたよ。この木瓜、樹齢100年近いと思われます。

 

消えたかと思われた福寿草も、柚子の木の下で咲いてます。

ハナニラも可憐な花を咲かせてます。これ繁殖力が強くて、芝生が負けそうです。なあハナニラ、これ以上増えないで!

今日、この強風の中咲いてました。いつもの山歩入り口に。このタンポポは日本タンポポで、我が家では、この場所でしか見られません。畑、庭ともに西洋タンポポに占領されてしまったんです。西洋タンポポが繁殖力が強いのに、日本タンポポは繁殖力が弱いのだそうです。そう知ると、日本タンポポが、可愛くて可愛くて・・・悪いクセです、判官びいきかな?頑張れ日本タンポポ‼ オマエ、日本タンポポに間違いないよな?

 

2013年3月9日土曜日

オフクロ 3 おチヨさんの嫁入り

18才のおチヨさんもお見合いを自宅ですることになった。

客間でおチヨさんの両親に挨拶が終わると、料理が並べられ、お酒を出す番になった。おチヨさんは、お銚子を持ってお見合い相手に酒を注いだ。その時、そっと顔を見た。なんと、マスクをしていた。

無事、見合いは終わった。おチヨさんは、相手のマスクを見ただけで、結婚が決まってしまった!

 

数日後、春日部の田中さんが、おチヨさんの家にやって来た。田中さんはおチヨさんの父親に、

「お宅の千代子さんを、家の息子の嫁に貰いたいのだが・・・」

と、話し出した。すると父親は、こう言った。

「田中さん、申し訳ねえ。実はつい先日、松伏の今井さんちにくれると、決まっちゃったんだが・・・」

「そうかい、遅かったか。じゃあおチヨさんの妹でもいいから、嫁にもらえないだろうか?」

「妹の喜恵子でいいんなら、嫁にくれてもいいよ。」

こうして2人の嫁ぎ先が、相次いで決まってしまった。

後に喜恵子叔母は、

「健夫ちゃん(私)、私はね、あなたのお母さんの身代りで、この田中家に嫁いだんだよ。」

と、嬉しそうに何度も語ってくれたっけ。そうだよなあ、これが逆だったら、オレってこの世に生まれなかったよなあ!だけど昔は実に簡単に結婚が決まったもんだなあ。


昭和19年1月、冬晴れの日。おチヨさんが、嫁ぐ日、冷たい北風が一日中吹き荒れた。自宅で晴れの門出の祝いを済ませると、10人くらいの花嫁行列となった。5kmの道のりを徒歩で向かった。まずこの古利根川を舟で渡った。今井家に着いた時は、日はすっかり西に傾いていた。庭先に松明が灯された。その火をくぐって家に入った。やがて嫁を迎える宴が、夜更けまで続いた。

客も帰り、寝ようとした時、ドタンバタンと音がして、怒鳴り合う声が響いた。夫の源さんの両親が、夫婦喧嘩を始めたのだ。ビックリしたおチヨさんは、足袋はだしで実家に帰ってしまった。無理もなかった。おチヨさんの家では、貧しいながらも、家族円満だった。家での喧嘩に出会うのは初めてだった。

おチヨさんは、実家の父親に泣きながら訴えた。

「なんで、夫婦仲が悪い家にオレを嫁に出したんだ?オレは行かない!」

「そこまでは、お父っつあんも知らなかった。オレが悪かった。」

「だから、帰んねかんな!」

「おチヨ!そう言うなよ。向こうでも待ってるから、帰んな!」

「ヤダッ!」

「あのなあ、おチヨ。お父っつあんの話しも聞いてや。おチヨの役目はな、嫁いだ今井家を円満な家庭にすることだよ。いいかい、おチヨ、おチヨならきっとやれる。このお父っつあんとおっ母さんの子だから、きっとできるよ!」

こうしておチヨさんは、泣く泣く今井家に帰ったのである。よかったよ、帰ってくれて。そうじゃなきゃあオレは産まれなかったもんなあ。二度目の奇跡だ!

それから幾度、実家に逃げ帰ったことか。私が小学1年の時なんか、私を置いて実家に帰っちゃったもんなあ。1カ月ぶりに戻ってきた時は、嬉しかったなあ!親に捨てられた子どもの気持ち、わかるよ。

母の努力があって、私が結婚する頃は、すっかり円満な家庭になった。私の妻も円満な家庭作りを進めた。母、妻、と二代に渡る女性のおかげで、今日の今井家はできている・・・二人に感謝‼

 

オフクロ 2 チーッ どこでやってんだあ‼

おチヨさん(私の母)は、大正13年生まれ、12人兄妹の6番目。農家なので、学校にあがる前から野良仕事に駆り出されていた。

 

ある日のこと、おチヨさんも田んぼ仕事を手伝っていた。オシッコをしたくなって、近くの田んぼにしゃがみこんだ。

「チーッ!どこで用足してるんだ!」

と、おチヨさんを呼ぶ母親の怒声が響いてきた。

「どこって、田んぼ!」

「そのくらい分かるよ。そこは誰の田んぼだ?」

「よその家のだ。」

「よその田んぼに用足すウス馬鹿が、どこにいる!用足すんだったら、うちの田んぼにするもんだ、もったいない。分かったか、このウス馬鹿!」

「ウン、分かったよ、カーヤ(オッカサンの意)」

昭和の初め頃は、オシッコも大事な肥料だったので、こんなエピソードは、どこの家でも見られた。

それにしても、こんなモーレツ母さんに育てられたおチヨさんは、逞しく育った。私を産んで母となって、私が泣こうとすると、

「泣くんじゃね」

と言って、泣かしてくれなかったものである。その反動だろうか、私は60才過ぎてから、しょっちゅう泣いている・・・・・

 

お餅、食べたーい!

娘家族と餅つきをしました。どうせやるならと、全部手搗きでやることにしました。

カマドの薪に火を点けるのも孫にやってもらいました。

まず蒸しあがったもち米を、臼に入れて、孫と私でもち米をつぶします。孫の杵は4kg、私のは8kg。この作業に約10分かけました。よくつぶさないで、コメ粒状態のまま搗くと、もち米が搗かれた勢いで周りに飛び散って、モチにならないからです。

 

いよいよ餅つき開始です。孫とパパと私が搗き手になり交代でやります。ママがこねどりです。

孫も餅つきのコツがのみこめたようです。4kgの杵を、頭上まで持ち上げられました!6才で餅つきができるとは思いませんでした。力がついたんですねえ。

できたモチのコシの強さったら・・・のし餅にしようとしたら、のしてものしてもゴムのように戻るんです。機械搗きだとコシがないので、ダラーッと伸びてしまいます。できたての餅を、きな粉とカラミ餅で食べました。ウマイッ!売ってる餅など食べられません!ホントです。いやあ農家冥利ですなあ。

のし餅にしようと悪戦苦闘30分、とうとうあきらめました。分厚いのし餅のまま、孫に持たせました。

今日の餅つきが楽しかったらしく、「オレ、カマドに火を点けたんだぜ」「杵で餅ついたんだぜ」と繰り返し話していたそうです。あげくは犬のテツにまで、餅つきの話をしていたそうです。よほど楽しかったんですねえ。やってよかったなあ・・・・・疲れるけど。

子どもって、大人と同じことができたという経験が成長を促がすのですね。

孫は毎朝、自分の搗いた、分厚い餅を食べて幼稚園に通ってます。

孫は今、夏休みにカマドでご飯を炊き、庭にテントを張って寝るのを楽しみにしてます。

(私のジジ馬鹿話しでした!失礼しました。お後がよろしいようで。)

 

2013年3月5日火曜日

オフクロ 1・ ハト追う爺さん

昭和の初め頃は、稲刈り・脱穀が終わると、もう師走。枯れた田面を木枯らしが通り過ぎていきます。

「アレッ、あの鳩爺さんのヨシズから、タバコの煙が漏れてるよ。今日の風は西風だあね。よく飽きもせず毎日、鳩捕まえるよな。」

「じいちゃん!お茶持って来たよ!」

「ビックリするじゃないか。なんだおチヨか。ホレ見ろ、鳩が逃げちゃったじゃないか!しょうがねえアマだ。」

「ゴメンな爺ちゃん。鳩取り、続けて」

「まっ、おチヨじゃ勘弁すんべ。」

陽が西に傾き始めた頃、鳩爺さんは、捕まえた鳩をぶら下げて家路に着きました。鳩爺さんの家には、おチヨちゃんが、醤油を持って待ってました。

早速、鳩の解体が始まります。羽根をむしり、皮を剥ぎ、肉と骨を取り分けます。骨も出刃包丁で細かく砕き、醤油と混ぜて団子にします。こうしてゴボウと鳩肉の鳥鍋のできあがりです。

鳩爺さんは、隣りに住むおチヨちゃんが、大好きです。

「おチヨ!何たって鳩の肉が、一番うまいんだぞ。おチヨも食べな。」

それから80年!私を産んだ母は語ります。

「鳩爺さんは、お金持ちだから、若い時から働かないで遊んでばかり。冬じゅう鳩取りだから、村でも評判の人だったんだよ。遊んでばかりの男は、他にもいたなあ。だいたい男はグータラなんだよ。昔はそんな男ばっかり。」

いやいや昔の人は、今より人間臭かったのかも・・・・・

 

春霞が!

3月5日朝6時、開店準備の手を休めて外を見ると、江戸川の川霧が山歩前まで流れてきました。

 

いよいよ春到来!

霧は約30分で消えていきました。代わって朝の光が射し込んできました。アッ、お客様です!

「いらっしゃいませ!」

キジバトでした。

 

2013年3月2日土曜日

ナナ!悪いなあ

 

今朝もストーブに火を入れました。

おかげで、室温18.8度。快適!快適!

外のデッキは、外気温8度。

 

ナナが気持ち良さそうに朝寝してます。さすがはナナ!アウトドア生活10数年、寒さなんか感じません。でも・・・目は恨めしそうに、私を見てる・・・のかな?

「ナナ!最後までアウトドア生活を貫けよ!」

「ニャア」

「・・・?」