2015年7月31日金曜日

オレの目は節穴だった

昔、母が元気だった頃、
「百姓仕事はな、草取りに始まり草取りに終わるって言われてる。だから草刈り鎌は、よく切れるようにしておくもんだ。どれ健夫の研いだ鎌、見せてみ。なんだこの刃、これじゃ草は切れないよ。」
と言っては、研いだ鎌を手渡してくれた。刃に触れてみると、指が落ちるかと思うほど鋭かった。雑草の生えてる畑は、百姓の恥だった。
ところが・・・


       

一昨日まで腰の高さまで草が繁茂していたのが、Kさんが草刈り機で、草を木っ端みじんにした。昨日の朝、今度は大型のトラクターで耕運した。腰の高さの草は、土にうないくるまれて、ご覧の通り。草は有機肥料となって、次の野菜の肥料となる。
隣の畑は・・・


       
トンネルハウスの中で野菜が育っている。
知らなかったなあ、今の農法は草取りをしないってことを。
母は、70年間も草取りしてたから腰が曲がってしまった。(505話)

2015年7月29日水曜日

負けたあ‼︎

孫と水合戦をした!
井戸水の冷たさは、毎日手で感じていたので、水合戦で勝てる自信があった。


       


       


いきなり孫の放水が顔面的中。ご覧の通り逃げ腰、及び腰、ヘッピリ腰に。
孫に何度も直撃水を浴びせたのだが、孫はヘッチャラ顔。
「冷たくないのか?」
「冷たくないよ!」
とうとう私がギブアップ。くやし〜!次回、リベンジだ。(504話)




2015年7月28日火曜日

迷った挙句・・・

夕方4時、気温30℃。やるっきゃないな。スポーツドリンクを飲み、さらに甘酒も飲む。今日もニュースで、63才の男性が草刈り中に熱中症で死亡  とのこと。今日は我が身かもと思い、飲んだというわけ。
さあこれで熱中症になるはずはない  と自分に強く言い聞かせて、作業開始。300坪足らずの畑を1時間かけて刈った。


       

予想以上に伸びていたが、なんとか刈りきった。全身汗まみれになっている。「オレは生きてる!」と実感できるのがいい。そして・・・


       

外水道に頭を突っ込み、首から頭まで水を流す。はじめは温い(ぬるい)が、やがて15℃前後の冷たい水となる。冷たいを通り越して痛いくらいだ!これで頭スッキリ、身体の熱も取れた。井戸水のありがたさを感じる。迷ったけど草刈りやってよかったあ!
明日は8才の孫が遊びに来るので、この井戸水のかけっこをするつもりだ。「冷たい」と言ったら負けだ。明日は、ゼッタイ孫に勝つぞ!(503話)

2015年7月25日土曜日

アリになったりモグラになったり

昨夜、新宿西口の居酒屋に同期の山仲間10名が集い、楽しい宴となった。私は、場所が新宿西口と聞いて、参加しようか迷った挙句、勇気を出して参加を決意した。というのも、私の新宿西口は淀橋浄水場のイメージだから、今の西口は外国そのものなのだ。
車と地下鉄(大江戸線)を乗り継いで、都庁前駅で下車。何回も道を尋ねて、ようやく到着。この仲間のいいところは、病気もお墓も話題にならず、今日を如何に楽しむかで生きてることだ。だから楽しい‼︎宴の最後にオニギリを注文したら、なんとデカいこと、コンビニおにぎりの倍の大きさだ!Fは、
「オレよう2つも頼んじゃって、食べられないよう。誰か助けて!」なんて言ってたけど、どうなったのかな?

楽しい宴が終わり、帰宅の途中にふと考えた。都会はビルや道路も直線の世界で、見上げる空は、限りなく遠い。とにかく疲れるところだ。なんだか道を歩けばアリ気分、地下鉄乗ればモグラ気分とニンゲンじゃなくなったようだ。

明けて今朝5時、山歩は・・・

       

朝霧に包まれていた!

       

       

そうか、私は曲線の世界に住んでいるんだ!と気づいた。曲線の世界は、安らぐ。空だって、手が届くくらいに近いぞ。

8才の孫の夢は、囲炉裏のある茅葺きの家に住むことだそうだ。夢はでっかい方がいいから、いっそのこと都庁前に千坪の土地を買い、茅葺きの家を建て、残った土地を畑にしてみてはどうかな?ついでに山歩2号店も出店するってのはどう? 早速孫に話してみようっと、でも・・・なんだかバカにされそうだなあ。(502話)



2015年7月23日木曜日

静かさや・・・

山歩にも、夕闇が訪れた。


       

南天に月が浮かび、竹林ではヒグラシが鳴いている。
そこで一句・・・
                    静かさや  杜に沁み入る  蝉の声   (今井  盗作)
これに似た句を、300年前に詠んだ人がいるらしいってホント?グーゼンだなあ。(501話)



2015年7月21日火曜日

どんなかなあ?

梅雨明けを待って梅を干しました。


       

産地直送の南高梅、10Kgを漬けました。今年は塩分8%にしました。


       

梅酢もこれに2本取れました。梅の果汁100%の梅酢です。
お店をやりながら、梅干し作りにまで、よく手が回るなあ   と思われるでしょう?
実は全部、弟夫妻がやってくれました!私がやったことと言えば、・・・・・恥ずかしくて言えません。(500話)

2015年7月20日月曜日

みなゲンキだあ

昨日で梅雨明け。本格的な夏到来。


       

花もゲンキ!


       

ナナフシもゲンキだね。ガラスの上で枝のつもりかい?。バカだねえ。


       

キジバトも庭のアオギリに作った巣で、卵を温め中。ゲンキだね。隠れたつもりだろうけど、下から丸見えだよ。バカだねえ。
私?口だけゲンキだよ。この前は熱中症になりかかってんの。バカだねえ。(499話)



2015年7月19日日曜日

梅雨明け?かな

起きて外を見ると晴れてる!


       

久しぶりの青空!


       

山歩前の竹林が朝陽に輝いている。


       

ムクドリが芝生で餌を探してる。

昨日、小雨降る中で芝生を刈ってよかったあ‼︎(498話)




  

2015年7月18日土曜日

ウチに帰りたいなあ

施設にいる母に会いに行った。母は私に、
「茅葺きの家に帰りたいなあ」
と言う。私は、
「30年前に家は新しくしちゃったよ。」
「エッ?ウソだろ!」
「新しい家にオフクロも住んでいたじゃないか。」
「・・・・・」


       

母は、3年前まで住んでいたこの家をスッカリ忘れていた。昨年11月、一時帰宅した時も、
「ここは誰の家なんだい?」
と、施設に戻るまで言っていた。

そして今日、私の妹の家で昼食会をした。妹夫妻、母、私ら夫婦の5人の食事は賑やかだった。母は、ニコニコしながら家族の会話を聴いていた。
帰りの車中、
「今日は楽しかったなあ!」
と、ご機嫌だった。

帰り道、母の実家前を通った。
「オフクロ、ここが実家だよ」
「・・・・・サッパリわかんね。」
「じゃあオフクロの実家は、なんという苗字だっけ?」
「・・・・・」
母(91才)は、どこまで遠い過去に生きてるのだろうか・・・・・(497話)

2015年7月16日木曜日

フンガイしてます

緑したたる山歩の庭。
毎週、芝刈りです。大変ですが、やり甲斐あります。キレイに刈り込まれた芝生には癒されます。でも・・・・・


       



       悩みがあるんです。それは、ご近所の猫が芝生に粗相をしていくんです。知らずに芝刈りをすると、猫の落し物を芝刈り機が巻き込んでしまいタイヘンなんです。
だからまず落し物を始末してから芝を刈ります。この糞害にフンガイしている今日この頃です。

蛇足ですが、トイレを増設したおかげでトイレ渋滞も解消しました。長いことご不便をおかけしました。安心してご来店ください。(496話)

2015年7月14日火曜日

この時間が好きだなあ

よく晴れた夏の夕暮れ。西に傾いた太陽の光が山歩に影を作ります。


       

いいなあ!

癒されるなあ‼︎

と、感動してると・・・カミの声が、
「アンタ、のんびりしてないで、夕ご飯の支度しなさい!」
「ハイッ」
(495話)


スッキリしました

山歩周辺は、江戸時代の道を使っています。道幅も昔のままの2メートル道路です。昔は砂利道でしたから村人総出で砂利を平らにしたり、枝や草を切ったりしました。これを「道普請・みちぶしん」と言っていました。この伝統が、環境整備作業として今も受け継がれています。7月11日(土)に2回目が実施されました。


                                     

住民の方は、このように事前に垣根を刈り込みます。困るのは事業所です。倉庫を借りての会社はあまり地元貢献などは考えないようです。道路側の草や木を伸び放題にしているのです。私ら住民が無償でやらざるを得ません。私もノコギリ、鎌、熊手、刈り払い機、燃料などを軽トラに積み込んで参加しました。総勢30余名で築比地地内をキレイにしました。
キレイな環境を維持するためには、70代は現役世代です!若いモンに負けられません⁉︎

あるお客様に、
「道が狭すぎるから、山歩さんでもっと広くしてもらえませんか‼︎」
と言われましたが・・・・・どなたかいい知恵ありませんか?(494話)


                                    

2015年7月5日日曜日

おめでとう!

梅雨ですねえ。庭木も花の季節を終え、深緑の季節に衣替えです。でも・・・



       

ヒッソリと咲く花を見つけました。まるで自分を見てるようで、恥ずかしい⁉︎                                そして・・・


       

シシユズの実は、いつの間にかレモンより大きくなってました。秋の実りが楽しみです。

実は昨日、楽しみなことがあったんです。従兄弟の息子さんの結婚式に招かれたんです。場所は、さいたま市のとある結婚式場でした。トンガリ屋根のオシャレな式場でした。  

ふと私の両親と私たちの結婚式を思い出していました。
    私の両親の結婚式(昭和19年)は、まず母の自宅で新婦の親戚だけで披露宴をしてから、歩いて父の自宅(今井)までやって来て、今度は新郎の親戚だけでの披露宴をするという形式でした。

   私の場合(昭和46年)は、野田市の料理屋で両家の親戚を招いての結婚式でした。当時は結婚式場なんて、ありませんでしたから。・・・その料理屋も・・・今はありません。

   昨日の結婚式は、とても洗練されていて気分の良い式でした。来賓の挨拶の後、新郎の挨拶!があったのには、ビックリしました。
挨拶の中で、今年の1月に入籍を終え、3月には氷川神社で結婚式を挙げており、そして昨日が結婚披露宴を迎えたという報告があり、これまた私の固定観念が破綻しました。さらに新婦のお腹には新しい生命が宿っていることまで報告されたのには感動しました。昨日は若い二人の祝福だけでなく、新しい生命の誕生を祝う会でもあったのです。


       

梅雨空にナツハゼが・・・新しい実を付けてます・・・楽しみが増えました。(493話)

2015年7月2日木曜日

できました‼️

今まで、店のトイレは一つでした。トイレ増設工事が始まった日・・・
「お客様、一つしかないトイレの為にトイレも予約で一杯でした。そこで今日からトイレの増設工事をしてます。」と私が言うと、あるお客様が、
「そうなのよね、トイレも2年先まで予約が入ってるそうよ!」
と言うので、大笑いになりました。
ついに今日、トイレが完成しました!
木製のドアを開けると・・・


                                     

そして・・・


                                       

快適なトイレに変身しました。ここが元風呂場だったなんて私でさえ信じられません。


                                     


このトイレは女性用としました!今までのトイレは、今まで通り男女兼用です。
これでトイレ行列が解消できたらいいなと思ってます。
明日(7月3日)から使えます。どうぞトイレ生活を堪能?して下さい・・・ナンチャッテ(492話)


2015年7月1日水曜日

オッ⁉︎

何気なく、裏口から西の空を見ると、


       

空が燃えるように赤いじゃないですか。アリャ、フラッシュ焚いたら、ちょっとヘン。も一度撮り直し。


       


夕焼けで、忘れられないのは、秋の巻機山登山を終えて、麓の道を歩いていると、空全体が夕焼け色に染まったのです。茜色の景色の中、駅に急いだことが蘇ってきました。民家から洩れてくる電球の灯りを見ると、重いリュックが軽く感じられましたっけ。
明日、晴れるといいな・・・(491話)

食べたい?

梅雨どきは、


       

ヤマモモの季節。甘そうだけど、これまた酸っぱくて口がひん曲がるほど、食えません!


       

小皿に盛り付けてみました。果実酒にするには、最適なんですが・・・


       


今年はミノムシの被害で、ヤマモモ酒を作れません。
ミノムシのヤロー。バカヤロー。来年もミノムシが取り付いたらムシヤキにするぞ〜!(490話)


ビックリしたなあ!

梅雨どきは・・・


       

キノコの季節。庭の片隅にある榎の切り株にも、ご覧の通り。
ビックリしたのは、コレ!


       

このキノコの名前が分かりません。食べられるのかも分かりません。
どなたか私に、ティーチ  ミー!
「榎に生えたからエノキダケだろ」って、ホントかいな。
「いや、ココだけに生えたから、ココダケ」だって・・・参ったなあ・・・(489話)