2016年1月30日土曜日

みぞれ(霙)が降ってます (564話)

昨夜は雪を覚悟してました・・・ところが、雪は降りませんでした。よかったあ、臨時休業しなくて済みます。そして今、雨から霙に変わりました。外の景色は・・・


       

      入り口のモミジを見ると・・・


       

枝先に水滴が付いています。まるでまゆ玉飾りのようです。私が子どもの頃は、祖父が柳の枝に紅白の餅を丸めてつけたのを飾った記憶があります。その懐かしい記憶が蘇ってきました。
山歩の番犬、チンチロリンは・・・


       

寒さに鼻を赤くして、入り口を見張っています。忠犬チンチロリンです。
部屋では、薪ストーブが燃えてます。静かなひと時をコーヒーで楽しんでいます・・・

2016年1月28日木曜日

鳥も進化? (563話)

つい最近わかったんですが、山歩入り口にあるカエデの枝に小鳥の巣が残っていました。


       

材料の殆どがポリエチレンです。もう枯れ枝の木造の巣は作らないのでしょうか?鳥も進化してるんですねえ!そのうち鳥も巣をリフォームしながら繰り返し使うようになったりして⁉︎

ふと、枝先を見ると・・・


       

枝先が赤くなってました!
春は、枝の先まで来てるんですねえ・・・・・

2016年1月26日火曜日

すっかりスモークされちゃいました (562話)

朝日が昇りました。


       

山歩にも陽がさし始めました。


       

しかし水道は・・・


       

ご覧の通りデス。今の気温、マイナス3度。ふと思い出しました、母との会話を。
「オフクロ!オレが生まれた日はどうだったの?」
「健夫が生まれた1月19日は、ことの外寒かったんだよ。夜中に産気づいて、夫が自転車で産婆さんを迎えに行ってくれたんだよ。」
当時の母屋は茅葺きの家で、暖房は火鉢が一つあるだけ。部屋は外気と同じ温度。その中で私は生まれました。死ななかったのが不思議なくらいでした。
真冬に生まれたせいか、寒いのが大好きです。一番好きなのは、北風に向かって自転車を走らせることです。手も顔も凍りつきそうなのがいいんです!『オレは今、生きてる‼︎』って実感できるんです。


       

今朝も寒い中、4時起きして30Kgの米を蒸しています。味噌用の米麹を作るためです。薪の炎が、心まで暖めてくれます。煙が充満して、私はスモーク状態。
山歩の入り口を入って右側の小屋がかまど小屋で、麹作り、味噌づくり、餅つきなどをやるたびに、私はスモーク人間になります。身体中からスモークの臭いが噴出してます。シェフの妻が、
「煙臭いから、お店に出なくていいわよ。」
と、言われたのでこのブログ書いてます。あ〜クサいなあ。クサいよ〜。

2016年1月19日火曜日

ハッピーバースデイ♫ (561話)

今日は、お客様の人数も多いので、料理を出したり、食器を下げたりと娘の手伝いをしました。8名のお客様に料理を出した時のことでした。話し好きの私が、「実は、今日は私の誕生日なんです」と、つい口を滑らしてしまいました。


       

すると8名のお客様が、間髪を入れずに、
『ハッピーバースデイ  ツーユー・・・・・」
と、歌ってくれたのです。私のためにハッピーバースデイを歌ってくれたのは、初めてのことでした。ハッピーになりました。
この歳になっても、誕生日って嬉しいことなのですね。3月は、妻と母の誕生日なので、心を込めてお祝いしようと心に決めました。

お店をやってよかったあ (560話)

昨日は、表通りまでの約150メートルほどを雪かきしました。そうしないと今日のお客様の車が傍の畑に落ちかねないからです。
そして今日は、ご覧の通りです・・・


       

嬉しい電話もありました。今朝7時、ある男性から予約の電話がありました。先日、ご家族とご来店した方でした。今は予約受付をストップしているのですが、年令を伺ったところ89才とのことでした。こんなにも山歩を気に入っていただいてることを知り、胸が熱くなりました。レストランを始めてよかった‼︎ 
アッ、そうだ、今日は私の誕生日だっけ!娘から、「お父さん 誕生日おめでとう!」と、軽〜く言われました。いや、これで十分です、ハイ。

2016年1月18日月曜日

雪には、コレ! (559話)

今朝、7時頃、山歩は・・・


       

雪・・・


       

雪・・・


       

雪・・・雪には、やっぱり・・・


       

薪ストーブデショ!

アッ、いけね、煙突掃除してないんだっけ・・・ま、いいか!

2016年1月15日金曜日

2人の母の介護を考える (558話)

I 昨日の母の引越しを機に、改めて考えさせられたことがある。
実は、私ら夫婦は2人の母を介護している。昨日のブログの母は、私の母で92才。全く立てない、歩けないので車椅子生活であることと認知症も進んできている。だけど明るく元気でいる。妻の母は96才。寝たきり生活である。もしも2人の母を自宅で介護、いや私の母の自宅介護だけでも夫婦二人がかりの介護となる。山歩の店は閉鎖せざるを得ないだろう。


       

私の母は特養施設に、そして妻の母はグループホームにお世話になっている。店を営業していられるのも、このような介護施設のおかげである。施設に深く感謝している。介護施設の充実を心から望んでいる。特に介護施設で働く人の待遇改善を強く望んでいる。

妻は、店の休みになると毎週のように2人の母を見舞ってくれている。昨日の母の引越しも、事前に母の私物を持ち帰り、新しい衣服を買い揃えたりして特養施設に入居する準備を整えてくれた。夫の母の世話をするのは当たり前と受け止めている。妻が準備してくれたから、昨日の引越しがスムーズにできた。妻に深く、深く感謝している。


私は、妻と施設には足を向けて寝られません。だから東西南北のどこにも足を向けられません。仕方ないので、立ったまま寝てるんです⁉︎ ハイ・・・

ここにコメントを書いてくださった方へ。私の操作ミスでコメントをカットしてしまいました。ゴメンなさい。あなたのお気持ちを受け止めて、生命が続く限り店を続けてまいります。ご来店をお待ちしてます!

2016年1月14日木曜日

母の引越し (557話)

l「なんで、ここ(老健施設)を出なきゃなんないの?今まで黙ってて、急にここを出るだなんてアンマリだよ!」
「・・・・・今まで黙ってたのは悪かったなあ。でもな法律で、これ以上はいられないんだよ。」
「ここで皆んなと仲良く居られたのに、それなのに・・・」
母は事情が飲み込めないまま、大粒の涙を流し続けていた。施設の人に見送られ、近くの特養施設に入居した。


       

特養施設に着いてからも、同じことを繰り返し、私をなじった。切なかった。
その後、母の私物を届けに行った妻が、その後の母の様子を話してくれた。
「お婆ちゃん、元気だったわよ。私にこう言うのよ。『私は何処だって、皆んなと明るく、仲良くできるんだから、心配しなくて大丈夫だよ!』って。だから私は、お婆ちゃんすごいねえ、よかったわあって言ったの。もう皆んなと楽しげに話してたわよ。心配ないわよ。」
「あんなに泣いていたのに・・・」
「もう長年ここにいるかのように振る舞っていたわよ」
「そうかあ、オフクロの適応力は、スゴイなあ!」
「そうよ、もう大丈夫よ。」

一番心配だったことが、母の適応力で簡単に乗り越えられた。
安心すると同時に、どっと疲れが出た1日だった。

2016年1月13日水曜日

これも時代の波ですねえ (556話)

山歩で、最後まで和風スタイル(座卓)だった玄関入って左側の部屋(10畳)も、ついに・・・


       

ついに今日、テーブル・イスの洋式に模様替えしました。
今や若い人ほど座布団に座卓方式がダメになりました。さらに脚も長くなったので、座卓に座るにも脚の置き場に困るようになりました。
洋式にして、和の雰囲気が壊れないかと心配でしたが、意外といい感じになったと思いませんか?
スタッフ一同(といっても親子3人だけですが)、皆様のご利用を「心から」、お待ちしております。

これからは絵文字の時代のようです。世界的に流行してるそうですがホントかね⁉︎絵文字を入れたんだけど、本文には入りませんでした。やはり私には無理なんでしょうかね?それともこのアイパッド、私をバカにしてるのかも?心からの心を絵文字にしたかったのに、グヤジー!

2016年1月5日火曜日

麹 できたよ (555話)

今朝、麹発酵器のファンが順調に動いていた。胸が躍った。というのも、昨日の午後1時にヒーターをオフにしたので、それからは麹菌の自家発酵力頼りだったからだ。麹の発酵熱を40度にしておくためにファンは回ってる。
麹米を発酵器から取り出した。


       

       
       

見事だ!米一粒一粒にまで麹の白い花が咲いている。麹のいい香りに包まれて、気持ちが安らぐ。これなら美味しい味噌ができるぞ。
これも手前味噌な話かな・・・
 

2016年1月4日月曜日

せっかちなんだが なあ (554話)

年末に体調を崩し、回復したのは元日だった。そして正月2日、麹造りと味噌づくり用にカマド小屋と味噌小屋の片付けを始めた。朝から夜まで一人で2つの小屋を、ゴソゴソと動き回った。ゴキブリが感動の目で見ていたっけ⁉︎そういえば私が子どもの頃は、いろんな小屋があったなあ。井戸小屋(今もある)、漬け物小屋、そしてお仕置き小屋?まであったなあ。
そして昨日(3日)は、早朝から・・・


       

外で蒸すことにした。朝日が昇り、キモチイイ〜。


       

朝食も外にした。焼き餅、味噌汁、カマボコ、それに景色・・・真冬の朝、外の朝食の贅沢さ。病み上がりなのに・・・こんなムチャやるから娘に叱られるのかも。そうそう、今だに半袖で出歩いてる懲りない私。


       

蒸した米に、麹菌をまぶす。
そして発酵器の中へ。


       

3日後の5日午前7時に、美味しい米麹ができる予定。小3の孫も、この味噌の大フアンなので、死んでも麹造りと味噌づくりはやめられない・・・これが悩みのタネ・・・どーしよう?
ところで、麹造りは、できるまで4日がかり、味噌づくりは、半年がかり。せっかちな私が、こんなスローフードづくりにハマるなんて・・・・・


2016年1月1日金曜日

ウチの正月は、ここから (553話)

いつ頃、何のために始まったのか定かではないのですが・・・


       

正月の朝、食卓には必ずオニギリがありました。それもこれより倍くらいの大きさなんです!子供の頃はこれが嫌だったんですが、無理でも食べさせられました。
「どうしてウチだけオニギリなんだ?」
「どうもこうもないよ。ウチのしきたりなんだから、食べるんだよ!」
と、母に説き伏せられて、仕方なく食べました。だってオニギリで満腹しちゃうからです。
私は考えました。
「きっとウチの先祖は貧乏で、オカズをうんと食べられないようにとオニギリを食べさせたんだ」と。
しかし今はこう考えてます。
昔は米は貴重品でした。何しろ日本人が1年中米を食べられるようになったのは昭和になってからだそうです。
今から400年前、関ヶ原の合戦前、豊臣家を見限った今井家の先祖は、現在地に移住してきました。開拓民生活は米を食うどころの話ではなかったはずです。ようやく米を食べられるようになった先祖は、正月の朝、オニギリを食べて米に感謝し、今年も米が食べられるようにとの願いを込めたのではないでしょうか。

醤油をかけただけのオニギリ、「おいしくいただきました」
さあ、おせち料理いただくぞ〜‼︎

明けまして‼️ (552話)

アリャ6時半だ!外は?快晴だ!
急げ、初日の出見るぞ!
慌ただしくも、元気に車を走らせ野田橋上に到着。


       


       

皆さん、あけましておめでとうございます!今年も、元気に新年を迎えることができました。
橋の下の河原では・・・


       


       水鳥(夫婦かな?)がノンビリと羽を休めていました。

初日の出には、家族の健康や安全そして世界の平和を格調高く真剣に祈りました。帰宅するなり、ドキドキしながら庭を一周しました。今朝も無い!猫の落し物が。ウレシイー!過去半年以上も猫の糞害に憤慨してたのですが、年末に、とある器具を庭に設置したら糞害から解放されたんですから、こんなに嬉しいことはありません!

改めて、あけましておめでとうございます。おかげさまで、実にスッキリとした新年を迎えることができました。今年もヨロシクお願いします。