2016年5月31日火曜日

サヨナラ また来年!(608話)

5月1日、鯉のぼりを飾った。


       

ようやくアオギリが芽吹いた時だった。それから1カ月。

       

アオギリの葉が茂る中、鯉のぼりを片付けた。
鯉のぼりを外されたポールは、私に見えた。

鯉のぼりを見るたびに、孫を近くに感じていた。いや、孫と一緒にいる感覚だった・・・もう一度鯉のぼりを飾りたくなった・・・
   

2016年5月23日月曜日

今を生きて るんだなあ (607話)

久しぶりに土手に行った。


       

河原では、ウグイスやヨシキリ、カッコーといった野鳥の声が飛び交っていた。みな配偶者を求めて鳴き声を競っている。「オトコは辛いよなあ」と心でつぶやいた。

その夜。かつての教員仲間7人が数十年ぶりに集まった。全員無事に退職し、新たな人生を歩んでいた。Kさんは、この4月から大学の教員になった。
「大学は教科書がないから、大変だけどやりがいがある」と、目をキラキラさせながら語った。
Aさんは、町の科学館であのでんじろう張りの実験を子供たちに見せていた。それを語る彼の目は、まるで子どもだった。
Eさんは53歳で退職し、家業であった指物師になった。江戸時代の指物師の服装が仕事に一番合ってるそうだ。そればかりか、生活も日の出と共に活動し、日の入りと共に終えるという江戸時代人の生活をしていた。それが指物師に合った生活だそうだ。「指図する」「角が立つ」「丸く収める」は指物師が使った言葉だそうである。

教員時代の昔話は出なかった。今の生活を話し合った。それぞれが夢を持って生きていた。
昔(過去)は戻らないが、今(現在)は明日につながる。明日につながる今の話はオモシロイ!皆んなから元気をもらった。

鳥たちも私たちも、今を生きてるんだなあ・・・
私も足が痛いの、腰が痛いの、目が辛いのなどとボヤかないで、今日からは心を入れ替えて、シェフの命令に素直に従い、謙虚に生きようっと。(そんなのできるはずないじゃないの!と最愛の妻が恥ずかしげに私をにらんだような⁉︎)

2016年5月20日金曜日

お先に失礼します (606話)

コレ何だか判りますか?


       

荷台に乗っているのは、この冬に仕込んだ味噌樽です。近くの親戚(イトコ)には、味噌の貯蔵に最適の地下室があったのです。聞けば、「空いてるから自由に使っていいわよ」というので、早速行為に甘えることにしたというわけです。

去年までは、35℃を超えそうな日は、ホースで井戸水を屋根に掛けて冷やしたものです。冷えても2時間もすると元の暑さに戻るので、日中は何度も水を掛けました。コレもオモシロイのですが、タイヘンでした!

ついに夏の避暑地を見つけて、味噌たちもご機嫌です。私もこの一夏、地下室暮らしをしようかな⁉︎

筋書きが読めないので (605話)

  NHK大河ドラマ「真田丸」を毎週見ているのですが、夫婦二人してよく理解できないのです!そこで18日の定休日を利用して、長野県上田市にある真田町と上田城を見学に行きました。圏央道幸手インターを利用すると、2時間30分くらいで着きます。

  真田町の真田歴史館で、真田家三代のいきさつが漸く理解できました。まさに波瀾万丈の人生模様でした。ふと、その頃今井家の先祖はどうしていたんだろう?と考えました。秀吉に従う武士の下っ端(地侍)でいたと思うのですが、同じように今井一族が生き延びられるように右往左往してただろうと想像しています。そして秀吉の死後、家康の領地である築比地に移り今日に至ったのであろうと思います。


       

  帰途、上信越道・東部湯の丸サービスエリアでソフトクリームを食べました。これが絶品なのです。是非ご賞味を!
自宅近くの温泉で、にわか勉強で疲れた脳を休ませました。

これからはマジメに真田丸を観るぞ〜・・・・・眠っちゃうだろうなあ・・・💤

2016年5月19日木曜日

気になるアオギリですが (604話)

この冬もお客様に聞かれました。
「あのアオギリは葉が出るんですか?」
「ハイ、5月になればチャンと葉が出ますよ」

5月に入りました。


       

かわいい葉が出始めました。

       

さらに、

       

今日、こうなりました。
ご心配かけましたが、200年過ぎたアオギリは今年も元気です。

2016年5月12日木曜日

イヨッ 三ダイ目! (603話)

思いきって買っちゃいましたよ、芝刈り機を。いや何ね、先日の芝刈りで切り株に刈り刃をぶつけ、芝刈り機本体が調子悪くなり、エンジンをかけると今にも分解しそうになるのです。それに後押ししたのが、小学4年の孫でした。
出勤した娘が、
「お父さん聞いて。息子のタロちゃんがね『僕も山歩を手伝うよ。ただしタケじいがやってる外仕事だよ。芝刈ったり、畑の草を刈ったりしたいんだ!』と言ってるのよ」
「そうか、嬉しいねえ。これでオレの仕事にも跡継ぎができたねえ。ヨシ、思いきって芝刈り機を買うよ!」
「えっ?いいの?何か悪いわ。でもタロちゃん、喜ぶわ」
てなわけで、今日、買ってきちゃいました!


       

チャンと年寄りマークもつけました⁉︎これで堂々と運転できるというものです。これが3台目の芝刈り機です。
早速試運転を兼ねて庭の芝を刈りました。


       

いやあ、オミゴト!よく切れるし、燃費もいいです。これなら孫のタロちゃん(3代目)でも運転できます。3ダイ目そろい踏みってところですな。


       

300坪の芝から、これだけ刈り取りました!👏  よく働く3台目です。

そうだ、この芝刈り機に孫を乗せてドライブに行こうかな・・・・・隣の家まで・・・

2016年5月11日水曜日

むせかえるなあ! (602話)

お5月の今は・・・


                                   

山歩入り口も緑のトンネルに・・・その枝先は、


       

紅葉の実がキレイに色づいてる。プロペラになっている。紅葉の遺伝子が、どうすれば種子を遠くへ飛ばせるかの試行錯誤した結果だろうか?それが今、人の目を楽しませてくれる。
さて、次の花は何か分かりますか?これも山歩の庭に咲いてるものです。

       


       




       

この花、分かりました?下の2つはいずれも果実酒になります。

山歩の庭は、歩いて楽しい庭です。でも・・・これからは毎週芝刈りだなあ。これも来てくれるお客様のため、なにしろお客様は神様だもんなあ。仕事がハード過ぎて、太るヒマがないなあ⁉︎
(コレ独り言だからね。お客様にはナイショ)
    

 


 




2016年5月5日木曜日

たっぷり遊べた (601話)

ゴールデンウイーク最終日。最後の遊び、庭の芝刈り。


       

スッキリした!
庭のアオギリも・・・


       

芽ぶいた‼︎


       

今日の芝刈りは、3時間かかった。
疲れた・・・でも爽快だ・・・オヤスミ、午後7時半就寝・・・💤

2016年5月3日火曜日

イトコ会だよ全員集合 ‼️(600話)

昭和58(1983)年に初めてのイトコ会(今井家のイトコ)が開かれた。そして今日(5月3日)33回目のイトコ会が始まった。私の父の兄弟姉妹の子供たち(イトコ)とその配偶者で総勢24名!それにイトコたちの子どもが総勢23名。最盛期は40名余が集まったが、子どもたちが独立した今は、イトコだけの会になってきている。
会は恒例の手作り料理の自慢から始まる。今年の料理レベルは過去最高のデキとなった。


       


       

テーブルに並んだ料理は、エビチリ、サーモンの押し寿司、鶏肉のバンバンジー、シャケの南蛮漬け、モツの煮込み、栗の赤飯、そして私の傑作・ブリ大根等々。
私なんか昨夜はシェフに手取り足取りして作らされたブリ大根だから、不味いはずはない⁉︎

美味い手作り料理、タップリのアルコール、弾む他愛のないオシャベリ・・・あっという間の3時間が過ぎ、次回の幹事を確認し、来年の5月3日にやることが決まり帰途についた。

今日の夕食は?   もちろんイトコ会で食べきれず持ち帰った料理の数々・・・たらふく食べた。
今日は、終日食べてたなあ・・・満足・満足

来年の料理は・・・・・生卵にしようかな? ・・・馬鹿にされるだろうな!
  

カフェ フーネ (599話)

明けて5月2日は、娘を加えた3人で益子町へ行った、器を仕入れるために。益子の陶器市はいつものように大賑わい。仕入れを済ますや昼食の予約をしたカフェ フーネへ車を走らせた。今回で3回目なのだが道に迷う。ホントに見つけにくい所にあるのがカフェ フーネ。やっと入り口を見つけ、車を傍の斜面にぶつけそうになりながら進む。店が見えてきた。





          

森の中の古民家レストラン。


   

店内も、清潔感に溢れている。

いい買い物といい食事をした1日となった。


ここは誰の家? (598話)

5月1日、母(92才)を施設から自宅に連れてきた。


       

母はひ孫のタロちゃん(9才)を見て、
「この子は誰?」
「ひ孫のタロちゃんだよ」
「そうかい、タロちゃんかい?」
1分後、
「この子は誰?」
すると今度はタロちゃんが、
「タロちゃんだよ」
と優しく答えている。その1分後、母がまた聞く。するとタロちゃんが答える。この一問一答が10回以上続いた。根気強く答えるタロちゃんに成長を感じた。

さて施設に送るために車に乗せると母は、
「ここは誰の家なの?」
「オフクロの家だよ」
「フーン、そうかなあ?」
母は、50年前を生きている。
車をスタートさせた。
「どこへ行くんだい?」
「施設だよ」
「・・・・・」
施設に着くまで会話はなかった・・・せつなかった・・・

2016年5月1日日曜日

緑に映えて (597話)

今日は5月1日、文字通りの五月晴れです。
娘家族にも来てもらって鯉のぼりを揚げました。


       

ひこばえの山ツツジも色を添えてくれてます。


       

離れて見る山歩は、緑の中に佇んでいます。山歩のこの建物は、130年間もこの緑に囲まれてきたのだと思うと、感無量になります。