山歩の芽吹き

庭の桜満開から2週間、山歩入り口のカエデが、やわらかな緑になりました。

店のシンボルツリー青桐も、可愛い芽吹きです。これがやがて大きな葉となり、夏には傘を開いたようになります。夏の夕方、この木の下でまどろむのも至福のひと時です。

山歩の庭が、いろんな緑に覆われるのも、もうじきです。

桜・・2度めの満開に！

山歩の庭の桜が、4月11日、満開になりました。朝日の前のモルゲンロート桜です。今朝は早くも、強めの北風を受けて桜吹雪になってます。私はこの桜吹雪の風情が、大好きです。写真左奥の竹林が黒いカーテンウォールとなって、そこを斜めに切るように、桜花びらが横切って行きます。

さて、この写真は以前に紹介した雪桜です。雪桜のモルゲンロートです。

今年は、雪桜で満開を楽しみ、今度は花桜で満開を楽しんでます。

2度も楽しませてくれた古木桜に、感謝‼    あとで、お礼肥えをするからね。

タロちゃん物語 9・パパみたいに 2

今年も、店の入口付近で日本タンポポを、見つけました。周りじゅう西洋タンポポばかりで、日本タンポポは、ほんの数株しかありません。西洋タンポポの繁殖力は凄まじく、日本タンポポの繁殖力は、とても弱いです。このタンポポが、いつまでも生き続けることを願ってます。

さて、またまたタロちゃん物語です。

「ウーン、ウーッ、ああ疲れる！」

タロちゃんのつぶやきが、階段の方から聞こえてきます。

「タロちゃん、なにやってるの？」

階段をのぞいて見ると、タロちゃんが四つん這いで階段を登っている最中でした。それも二段づつです。

「ウン、ボクね筋肉をつけてるの。パパみたいに力持ちになりたいの。」

「そうなの。パパって力持ちだもんね。」

「よーし、もう一回やろうっと。」

しばらくは、タロちゃんの力む声が家中に響き渡ります。

トレーニングを終えたタロちゃんが、ママのところにやってきました。

「ママ、ボクの力こぶを見て、見て！」

と言って、仁王立ちになって、両腕に力こぶをつくりました。相当力が入ってます。顔も真っ赤です。

「ホントだ、力こぶがスゴイ！」

タロちゃんは、ますます得意になって全身に力を込めました。

すると、

「プッ」と音がしました。

「アレッ、今のオナラ？」

「ウン、オナラでちゃった！」

「タロちゃん、中身は出なかった？」

「ウン、チョビッと出た！」

ふたりは大笑いです。

タロちゃん、パパみたいになるのも大変だね

星の子タロちゃん物語 8・パパみたいに！

                                      ついに咲きました！それも私たち夫婦の結婚記念日に‼

                                      満開になるのは、4月11日頃になるでしょう。

昨夜の暴風にだって、つぼみ一つ散らしていません。枝一本折られていません。

この桜樹(ソメイヨシノ)、実は薪用に6本植えられて、唯一生き残った樹なのだそうです。私が幼い頃、すでにこの木だけで、今と同じくらい大きかったと記憶してます。

昔、この地域では、成長の早い桜を薪用に植えていたようです。

      さて、またまたタロちゃん物語を、綴らせていただきます。

タロちゃんは、パパと一緒にお風呂に入るのが楽しみです。

「タロちゃん、ノドがくすぐったいよ。」

「だって、パパのノドボトケ触ると面白いんだもん。」

風呂上りのタロちゃん、自分のノドボトケを引っ張りながら、ママに向かって、

「あーうー、あ、あ、あ、ママ、ボクもうオトナだよ。パパみたいな大人の声になってるでしょ！」

と、しゃがれ声で言ってます。

「ホントだ。パパソックリの声よ。」

タロちゃんは、早くパパみたいになるのが夢なんです。

寝る前の歯磨きの時です。

「ママ、タイヘンだあ！すぐ来て！」

「どうしたのよ？」

「ここ触って、ここ」

「どこ？」

「首のうしろ！ノドボトケが、うしろに飛び出ちゃったの！」

「タロちゃん、違うよ。これは、首の骨。ノドボトケは、ちゃんと前のノドにあるでしょ。」

「アッ、あった！よかったあ。」

「よかったね〜、タロちゃん。」

ふたりはして、大笑いしました。

タロちゃん！今度、ノドボトケ触りに行くよ・・・・・