2015年9月16日水曜日

サブジー さよなら!

9月10日午後10時30分、サブジーが73才の生涯を終えた!緊急入院して1か月後のできごとだった。サブジーは、せめて孫のタロちゃんが中学に入るまでは生き抜くと言ってたのに・・・


       

容態が急変し、危篤状態になった時、家族はサブジーの耳元で感謝の言葉を述べ、タロちゃんのお父さん(サブジーの長男)が、しっかりとサブジーの手を握る中、息を引き取った。安らかな死だった。幸せな死だった!死を忌み嫌う風潮の今日、サブジーは身辺整理を済ませ、死を受け入れていたのだ。

サブジーの遺体が自宅に安置されると、サブジーを慕う近所の子どもたちも焼香に来てくれた。それは登下校の見守りボランティアを2年半も続けていたので、子どもたちから慕われていたからである。
今日の葬儀では、小3のタロちゃんが「お別れの手紙」を読んだ。はじめは声にならなかった。私も声を殺して泣いた。参列者の多くも涙ぐんでいた。タロちゃんの許可を得て、手紙を紹介することにした。

おじいちゃんへ
ぼくが2才の冬、おじいちゃんと沢山の木をノコギリで切って、マキを作りました。お母さんがお店の仕事をしている間、おじいちゃんはぼくを自転車に乗せて牛を見に連れて行ってくれました。そして毎日おじいちゃんと昼寝をしました。

おじいちゃんは、幼稚園の送り迎えや、松伏のおじいちゃんの家に行ったり、カゼをひいたときはいっしょに病院へ行ってくれました。それと(登下校の見守り)ボランティアを毎日続けてくれてありがとう。ぼくはすごく感謝しています。

天国でもがんばってください。いままでありがとう‼︎

サブジーは、タロちゃんの手紙を携えて天国へと旅立って行った・・・(518話)

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