2015年10月29日木曜日

結構怖いもんです(532話)

前号の吊るし柿が干し柿となるには、約1か月かかります。この間暖かい日が続くと、柿は乾燥しないでグシャッと落ちてしまいます。冬日が続きますように!
さて今度は庭の樹齢、数百年のアオギリの枝落としです。


       

今年も緑の木陰を作り、小鳥には巣作りをさせてくれたアオギリです。
さあ散髪するよ!


       

半日がかりで、枝を落としました。4メートルの高さでの作業は緊張しますが、気持ちがいいもんです。吊るし柿をバックに、ハイパチリ!
落とした枝は軽トラック1台分で、重さ90キロありました。この枝は越谷市の堆肥化センターに運び、やがて堆肥となって畑を豊潤にしてくれます。

思えば教員時代、我が家に遊びに来た教え子が必ずこの木に登ったものです。多分数百人規模の生徒が登ったはずです。
アリガト、アオギリ。来年も葉を茂らせ、緑の木陰を作ってな!ナニ?ちゃんと肥料をくれ   だと。分かった、分かったよ、うるせ〜んだから。アッ聞こえちゃったみたい、怒ってるよ。木も歳を重ねると言葉がわかるのかね⁉︎

2015年10月26日月曜日

来た〜北風(531話)

待ちに待った北の季節風「木枯らし1号」が、木の葉を散らし、土煙りを巻き上げて通り過ぎて行きました。これを待っていたんです。ホラね・・・


       

変化がわかりますか?
そう、吊るし柿です。我が家の渋柿は不作で、たった7個しか実をつけませんでした。そこで足りない分は近所のお宅に戴きました。息子の嫁さんは、柿取りが初体験。
「柿取りってオモシロイ!」と言いつつ、夢中になっていました。嫁さんも自宅(マンション)のベランダに吊るすと言って、持ち帰りました。マンションのベランダに吊るされた柿は、注目を集めそうです。美味しくできるといいのですが・・・

息子の嫁さんって、格別にカワイイもんです・・・嫁さんにはナイショですよ。

2015年10月24日土曜日

新築すればいいのに・・・(530話)

25年以上も前のことです。100年経った茅葺き屋根の母屋(今のお店)をリフォームすることにしました。母は、
「こんな古い家を直すことないのに。これを壊して、新しい家を建てればいいのに・・・健夫は変わってるんだから。」
と、酷評されました。そしてリフォームが終わり、叔母がやってきました。家に入るなり、
「なんだよこの家は。わざわざ古めかしい家にするなんて・・・」
と、散々でした。ところが・・・


       


                                 

昨日も、4人の若い女性客が山歩の佇まいが気に入り、
「うわあ、ステキ!こういうところで生活してみたいなあ。」
と、帰り際庭先で話していました。私にも話しかけてきて、
「ここの雰囲気、何もかもいいわあ。」
「そうですかあ。この景色も建物もみんな昔のままなんですがねえ。」
「それがいいのよねえ。落ち着くのよね、この屋敷森も建物も。私もここに住みたいわ。」

私の親世代には不評の古民家、それが若い世代にはカッコいい家と住まい方となるなんて、世の中の流れって面白いですね。

   

2015年10月20日火曜日

秋たけなわです(529話)

秋になると、山歩の庭には沢山の蜘蛛がクモの巣を張ります。私の顔の位置に巣を張るので困ります。


       

蜘蛛も生態系を維持する大事な存在なので、網で捕まえては、裏の屋敷森に引っ越してもらいました。蜘蛛は秋の象徴です。
そして近くの畑から、園児の歓声が聞こえてきました。


       

芋掘りでした。みんな夢中で掘っていました。


豊作です。芋掘りも秋の象徴です。
   








2015年10月15日木曜日

もっといい秋見つけた!(528話)

.昨日(定休日)、思いきって秋を見に行った。場所はココ・・・


       

皆さんご存知の「大内宿」。さすがの人気スポット、駐車場は満車状態。


       

私がここに来たのは2度目で、初回は3月雪の大内宿で誰もいませんでした。それが今回は、観光客で大賑わいで、私まで嬉しくなった。
というのも、寂れきった大内宿を今日までにした1人の人物を本で知ったからだ。その人(名前は忘れた)は、故郷大内宿をなんとかしたいと考え、思いきった行動に出た。なんと役場の職員(公務員)をやめて茅葺き屋根の職人になってしまったのである。修業を積んだのち、傷んだ茅葺きを葺き替え、見事な宿場町を再現してしまったのである。一人の力がみんなを動かし、観光客が来るようになると、仕事が生まれ、村を離れた若い人も戻って来て賑わいを取り戻したそうである。


       

そうそう、キレイな紅葉を見つけたよ!地元の人の話では、今年の秋は2週間ほど早いとのことである。

2015年10月9日金曜日

今はもう秋♪(527話)

いつの間にか山歩の庭を赤トンボが飛び交い、


       

今夜は珍しい秋の虫が飛んできました。


       

       

久しぶりに会う虫です。名前は確か「ツンヤ」と言っていたような・・・?
 

2015年10月4日日曜日

もう幾つ寝ると・・・(526話)

秋晴れの朝8時。築比地の守り神・香取神社に20名近くの人が集まった。それぞれ鎌や刈り払い機を持って。境内にエンジン音が響き、草は刈られ、植え込みにハサミが入る。みるみるキレイになっていく。


       

キレイになったところへ、家族連れがやって来て、ブランコ遊びを始めた。境内に和やかな空気が流れる。
来週の日曜日は、ここで秋祭りが行われる。今日の掃除は、その日のためのものである。みんなでの共同作業は、気持ちがひとつになる。
秋祭りは、別名・お日待ちと云われている。オヒマチ・・・お日待ち・・・どこか懐かしい。

2015年10月2日金曜日

こりゃヤバイかも⁉︎(525話)

今朝5時前、風雨の音で目が覚めた。気になるのでテレビをつけた。天気予報では、当地に雷、竜巻注意報が出ていた。
「なぬ?竜巻!ヤバイ‼︎」
すぐ飛び起きて、雨ガッパを身につける。雨中に2か所の雨戸をはめ込む。雨戸をすべて閉じ終える。
「これで大丈夫。竜巻も来たら、しょうがない!」
覚悟も決まって、空を見れば、風も止み、雨も止んできた。もしかして・・・・・ヤッパリ・・・
西の空には、青空が見え始めた。
どうやら夜明け前の4時ごろが、風雨ともに一番激しかったようだ。あーあ、昨日の予報でわかっていたのだから、やっとけばよかったなあ。

「あなた!空がもの凄くキレイよ。真っ青ヨ!」


       

今朝の空は、カクベツだった。
気分爽快!ゲンキハツラツ・・・オロナミン・・・古すぎる〜。