2014年1月31日金曜日

午後、雨。チャンス!

昨日の朝の天気予報で、「午後3時ごろ、雨になる模様」と言っていた。これを聞いて、

「これなら風も吹かないし、湿度も上がるし、雨が味方してくれる。」

と判断した。昨年秋に出た大量の剪定枝を燃やす絶好の日と判断したのである。

枝の山が二つある。延焼防止に、周囲のゴミを片付け始めると、

小鳥がやって来た。いつもの鳥で、私の友だち。薪割り始めてもやって来る。どこで見てるのかね。さあ点火!

程よく枯れて、よく燃えてくれる。風が回るので、ご近所の家に煙りが襲う。ゴメンナサイ。

朝の8時頃から始めて、夕方4時過ぎてようやく燃やし尽くせた。雨で周りも濡れてるし、今夜は風も吹かないとみて、そのままにした。夜も何度か点検したが、大丈夫。

 

今朝はご覧の通り。

一日掛かりの仕事だったが、疲れを感じないし、心ウキウキ。こういうのをやるのがホントに好きなんだなあ。今日も何度も見に行っては、一人満足してる自分ってヘンですかね?

写真の小鳥ですか?私がかき回した地面でエサを捕まえてました。そうそう、落ち葉をかき集めてたら、冬眠中のガマガエルまでかき集めちゃいました。そっと元通りにしておきました。落ち葉は動物たちのねぐらです。小判?出てくるといいんですがねえ。

 

2014年1月27日月曜日

ほっこりしてます

夕べの風は凄かったですねえ。家が数センチずれちゃいました!元に戻すのがタイヘンでした・・・夢でした。それはともかく、5時に起きて、まずやることは薪ストーブに火をつけることです。外は真っ暗、部屋は薪の炎色、ほっこりします。

朝6時、ようやく東の空が明るくなってきました。

2014年1月27日の太陽が昇りました。氷点下の寒さですが、心はほっこりしてます。それは・・・

というのも、ここ2回連続して40年前の教え子が、ひょっこり訪ねてきてくれたからです。その様子はすでにブログに書きましたので、今回はその後の私についてです。

実は寝ても覚めても教え子が来てくれた時の場面を思い出しては、胸キュンしてます。同級生結婚したふた組の夫婦の歴史を、私が追体験しているようです。

様々な辛いことを乗り越えて今ある夫婦の話を聞いては、

「そうだったのか。エライなあ。」

「そうそう、オレたちも同じ。」などと思いながら、話を聞いていたのです。いつしか私が教え子で、教え子が恩師に見えてきたほどです。

今も、教え子に会えた感動の余韻でほっこりしてます。先生って、いいなあ。でも・・・

あの頃は20代で駆け出しの教師。情熱だけで突っ走ってたなあ。感情むき出しの未熟教師だったなあ、と思うと冷や汗が。恥ずかしい限りなのに、こうして会いに来てくれるなんて・・・ありがとう!

 

2014年1月26日日曜日

一途に、ただ一途に

今日は臨時休業日。妻が作ってくれた心づくしの昼食を食べ終わった時・・・来客が、

「ブログの『久しぶりです、先生』を読んだら、会いたくなって。今日は夫も一緒なの。」

なんと『久しぶりです』の平山夫妻と同級生の小山夫妻です。小山夫妻も同級生夫婦!

二人が結婚して以来の出来事が語られます。

「娘が幼児の頃、卵アレルギーだったの。その後お米もアレルギーになったの。娘のアレルギーを治したい一心で、娘の食べるご飯は粟などの雑穀食。家族とは別の食事にしたの。絶対治してみせるの覚悟でがんばったわ。私より娘の頑張りが偉かったわねえ。」

「妻は本当によく頑張りましたよ。なにしろアレルギーの娘用に3食作って、さらに家族用に3食と合計6食を、何年も欠かさず作ってくれたんですから。」

「数年かかったけどアレルギーが治ったのよ、先生。米のご飯も卵も食べられるようになったんです。」

「ある日、娘がこう言ったんですよ。『みんなと一緒に同じご飯を食べるって楽しいねえ』って。」

聞いてる私は、目の前の夫妻の姿が滲んでしまいました。

私が、

「ところで二人の馴れ初めは?」と聞くと、彼が、

「中学2年の時でした。彼女が教室で飼っている小鳥の世話を、陰日向なくコツコツとやっているのを見て、オレはこの人と結婚するって決めたんです。でも付き合いはなかったんです。ただの友だちでした。」

「えっ?卒業してからも同じ?」

「ええそうです。彼女は恋人じゃないんです。オレの妻になる人なんですから。」

「エッエッ?その後も交際してないのに、どうして一緒になれたんだい?」

「私が26歳の時、偶然、街でこの人に会って、私が北海道旅行に行くと言ったら『お土産を買ってきて』と頼まれたの。それでお土産を持って、彼の家へ行ったのが交際の始めになったんです。」

「それで?」

「1年後に結婚しました。子どもも3人授かりました。同居している80歳になる私の父も、私の妻を気に入ってます。中学2年で『オレの妻になる人だ』と感じた通りの人でした。感謝してます。」

「先生、私ね、独身時代から女ながらにオートバイのツーリングが趣味だったの。子育てが一段落した数年前から夫婦でツーリングを楽しんでるの。」

「この前は二人で、京都から富山、上高地とツーリングをしてきました。」

二人の心は若く、青春してました。

彼らが去った後には、冬の太陽が輝いていました。6月に会うのが待ち遠しい。

それにしても、こうやって立て続けに教え子と会えるなんて・・・夢かも・・・

 

 

 

 

2014年1月23日木曜日

久しぶりです、先生!

店の片付けが終わる頃、一組のご夫婦が来店した。

「ごめんください。お久しぶりです。私です、平山です!分かりますか?」と。澄んだ張りのある声であった。声で分かった。

「その声で思い出せたよ。わかるよ。分かったよ!久しぶりだなあ‼︎」

平山夫妻は同級生で、彼らが中学生の時、私が担任したのです。

妻の久子さんも、

「先生、お久しぶりです。ずーっと会いたかったんです。」

と言って目頭を拭いている。私も感激で涙、涙。声にならない。

不思議なもので、話しているうちに二人とも中学生の頃の顔になった。久子さんから、子どもをなかなか授からなかった苦しみ、子育ての悩み、家業の金銭の苦労そして家業の倒産と、どれもが涙なしには聴けなかった。

でも彼はさらに話をつづけた。

「でもね先生、気持ちを整理したんです。新しい気持ちで、新しい考えで再出発しようと。」

と、吹っ切れた表情で話した。

「そうこうしている時、友人から先生の店のことを聞いたんです。それで急に会いたくなって」

「そうか、ありがとう。来てもらえてすごく嬉しいよ。」

苦労を重ねて築き上げた夫婦の固い絆があった。これからも続く苦労に立ち向かっていく清さがあった。次回は店の客として会えるのが楽しみだ。

それにしても先生と生徒の関係は不思議です。いくつになっても先生と生徒。いくつになっても教え子は中学生。

教え子は、何年経っても私を支えてくれる!

ありがとう、教え子たちの皆さん!生涯現役で生きるから、いつでも会いに来てや!

 

2014年1月19日日曜日

誕生日だ!味噌作るぞーッ

初雪を眺めながら、味噌を仕込みました。身を切る寒さが心地良く感じます。

昨日茹でておいた大豆を釜から取り出しました。これぞ釜揚げ大豆。

水切り後、味噌擦り機に通します。

そこに自家製の米麹と塩を加えて、

よく混ぜます。

再度味噌擦り機に通します。

これをタルに詰め込みます。この時のポイントは空気をよーく抜くことです。

ハイ、完成です。今年の秋には、この味噌を使った料理が出ます。もちろん、今料理に使われているのも、昨年の冬に作った自家製の味噌です。

実は一昨年、事件が起きたのです。2012年冬に仕込んだ味噌が、その年の秋に食べたら、なんと腐っていたのです。全部捨てました。泣けました。力が抜けました。原因は夏の暑さだったようです。味噌の保管小屋を覆っていた木が切られて、朝から太陽光を浴びるようになってしまったのです。小屋の中は40度以上の暑さに。味噌の保管は冷暗所になのにです。

悩んだ末に、10年以上続いた味噌づくりの会も解散することにしました。会員の皆様、本当にすみませんでした。

今日作った味噌はどこに保管するかというと、さいたま市の娘の家の床下です。37度の酷暑日でも、床下は27度、そして涼風が吹き抜けています。暗くて涼しい所、まさに味噌の保管に理想的です。それにしても、まさか我が田舎家で味噌を保管できなくなるとは想定外でした。

山歩の自家製味噌は、大豆と米麹の割合がほぼ同量、塩の割合は10%です。美味しくできるか、今からドキドキです。

先日は小1の孫が、

「ママたちが味噌づくりするんじゃ、ボクも学校休んで行きた〜い!」

と言っていたそうです。家族総出の味噌づくりに参加した孫は、よほど楽しかったんですね。家族総出の味噌づくりと一族総出の餅つきは、子や孫の時代まで続いてほしい今井家の行事です。大人から1歳の子どもまでやれる行事は、子どもが家族や親族の愛を感じ、一体感に浸れるんですね。

今日は私の誕生日だっけ。味噌づくりだけじゃあ味気ないから、夕食は久し振り(?)の外食にしました。うまかったなあ、あのトンカツ。1490円。ゼイタクな誕生祝いでした。これで明日からまたガンバリます。

 

オオッ、ホワイトバースデイじゃないか!

今朝6時、外を見ると・・・

西を見ても、

東を見ても、うっすらと雪が

郵便受けも白化粧です。

なんだか嬉しくなりました。私の誕生日を祝ってくれてるようです。母が言います。

「健夫が生まれた日は、それはそれは寒かったよ。まだ暗いのに健夫のお父さんは、自転車で産婆さんを迎えに行ってくれたっけ。栄養不足で小さかったんだよ。よく病気もしてたなあ。ここまで育つとは思わなかったよ!」

1945年1月19日夜明け前、健夫誕生!

健夫、元気です。クスリ、飲んでません!悪いところ、口とアタマだけです‼︎ いいところ?もちろん顔でーす⁉︎

さあ今日は、誕生祝いで味噌づくりだあ!

 

2014年1月12日日曜日

今日はオビシャ

ここ築比地は、江戸初期からの開拓地。比地とは泥土のことで沼などを干拓したり、丘を削りなどして田んぼや畑にした場所なので築比地と命名したらしい。東京の築地と同じ。

さて今日は、オビシャ。オビシャとは、御歩射がオビシャとなったらしい。矢を射って今年の豊作を占ったらしいのだが、今は神主のお祓いだけとなっている。我が築比地は、このオビシャが1年のスタートだ。

神社の入口には、幟り立て当番の人たちによって幟が翻っている。

この鳥居の左手が社殿。

質素で小さな建物が、我が築比地のシンボル。スカイツリーより立派に見える⁉︎

お祓いの後は、ナオライ(直会)で、神と共に食べ、唄い、語り合う場となる。

唄のトリは、決まって同級生のカッチャン。小学生の頃から美空ひばりの歌が得意。ヒバリそっくりなんであります。カッチャン、昔と変わらずいい声してるよ!イヨッ、日本一‼︎

こうして神社を中心にした1年が始まりました。世の中は大分変化しましたが、ここ築比地は、100年以上変わらない生活が続いていきます。

 

2014年1月9日木曜日

いらっしゃいませ!

山歩前の駐車場です。

古カーペットを取り除き、砂を入れて整地しました。目印のロープも張りました。

ピンクの侘助も人待ち顔です。

ナナも、

「早くお客様に会いたいなあ」

とつぶやいてます。

えっウソだろって・・・バレたかあ。

 

2014年1月1日水曜日

おめでとうございます

 

 

2014年元旦‼

江戸川の野田橋での初日の出。

店前の畑は、霜の色!

山歩にも初日が。

今年もよろしくお願いします。

ありゃ?私の影まで写っちゃった!