2014年1月19日日曜日

誕生日だ!味噌作るぞーッ

初雪を眺めながら、味噌を仕込みました。身を切る寒さが心地良く感じます。

昨日茹でておいた大豆を釜から取り出しました。これぞ釜揚げ大豆。

水切り後、味噌擦り機に通します。

そこに自家製の米麹と塩を加えて、

よく混ぜます。

再度味噌擦り機に通します。

これをタルに詰め込みます。この時のポイントは空気をよーく抜くことです。

ハイ、完成です。今年の秋には、この味噌を使った料理が出ます。もちろん、今料理に使われているのも、昨年の冬に作った自家製の味噌です。

実は一昨年、事件が起きたのです。2012年冬に仕込んだ味噌が、その年の秋に食べたら、なんと腐っていたのです。全部捨てました。泣けました。力が抜けました。原因は夏の暑さだったようです。味噌の保管小屋を覆っていた木が切られて、朝から太陽光を浴びるようになってしまったのです。小屋の中は40度以上の暑さに。味噌の保管は冷暗所になのにです。

悩んだ末に、10年以上続いた味噌づくりの会も解散することにしました。会員の皆様、本当にすみませんでした。

今日作った味噌はどこに保管するかというと、さいたま市の娘の家の床下です。37度の酷暑日でも、床下は27度、そして涼風が吹き抜けています。暗くて涼しい所、まさに味噌の保管に理想的です。それにしても、まさか我が田舎家で味噌を保管できなくなるとは想定外でした。

山歩の自家製味噌は、大豆と米麹の割合がほぼ同量、塩の割合は10%です。美味しくできるか、今からドキドキです。

先日は小1の孫が、

「ママたちが味噌づくりするんじゃ、ボクも学校休んで行きた〜い!」

と言っていたそうです。家族総出の味噌づくりに参加した孫は、よほど楽しかったんですね。家族総出の味噌づくりと一族総出の餅つきは、子や孫の時代まで続いてほしい今井家の行事です。大人から1歳の子どもまでやれる行事は、子どもが家族や親族の愛を感じ、一体感に浸れるんですね。

今日は私の誕生日だっけ。味噌づくりだけじゃあ味気ないから、夕食は久し振り(?)の外食にしました。うまかったなあ、あのトンカツ。1490円。ゼイタクな誕生祝いでした。これで明日からまたガンバリます。

 

1 件のコメント:

  1. あの楽しい味噌づくりもう一度やりた~い!
    このブログを見た大半の方たちは同じことを思っていると思います
    木を切ったたたり(?)だったのですね
    ほんとに残念でした あの夢をもう一度~!!

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