2015年3月1日日曜日

不動明王を護持して400年

関ヶ原の合戦前後、秀吉亡き後の豊臣家に決別し、この地に移住して400年。今井家の守り本尊、不動明王もご先祖に背負われ、東海道を歩いて来たらしいです。
その不動堂も傷みが激しく、本家のご当主が堂の新築を決意されました。


        

銅ぶき屋根、木の香漂うお堂になりました。まだ未完成なのですが、昨日、護摩祈祷が行われ、私も参加しました。


       


       

守り本尊の不動明王の前に護摩壇が作られ、宝蔵院のご住職による祈祷がなされました。
毎月27日は「おこもり(お籠り)」と称して信者の方が本家に集まります。そして2月28日は一族が集い、護摩祈祷です。本家はこの行事を400年間続けているのです。護摩祈祷が終わると、母屋で伝統料理が振る舞われます。この宴席では、400年前の先祖の苦労が、まるで昨日のように話されます。現当主で17代目ですが、400年前の先祖が、ひいおじいさん(曽祖父)くらいに身近に感じます。
なぜか徳川家康も、ひいおじいさんくらいに思えます⁉︎

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