2016年6月27日月曜日

豊作デス! (618話)

畑に行くと、妻が懸命にジャガイモを掘っている。すぐに一輪車がジャガイモの山!


     

中にはこんなに美しいジャガイモも・・・


       

肌も綺麗で、美人ジャガ!まるで妻みたい⁉️

ナイショですが、妻の得意技は料理以外にも・・・ジャガイモ、大根作り、生け花、それに絵画等々。妻が絵を描く端っこで私はハジをカクってなわけ。私の得意技は楽器・・・それもホラしか吹けない・・・

私がなんでこれほどのダメ人間になったのか。それは社会科教師の宿命だった。地理の授業では、行ったこともない所をさも行ったかのように話し、挙げ句の果ては、
「いいかい皆んな、シベリアの冬は寒いんだぞ〜。どれほど寒いかというと電話の声が寒さで凍っちゃうんだ。だから冬は電話が使えないんだよ。それがな春になるだろ、凍った声が電話線の中で溶けるのさ。電話線からもしもし、モシモーシの声が辺り一面に響いてな、近所の人はうるさくてたまらないそうだ!
もっと寒くなるとな、外でマッチを擦るだろ、するとな燃えたマッチがそのまま凍っちゃうんだ。やがて春になるだろ、マッチの火が溶けてあっちの枯れ草、こっちの枯れ草が燃え出すんだ。だから春は火事が多いんだね。ハイ、今日の授業はここまで!」
中一の生徒の大部分が私の話を信じるのだが・・・やがて先生の話を信じてはいけないと悟る。それからというもの生徒は自分で勉強をやるようになり、私のやることはなくなる。その結果、私は何もできないダメ人間になったというわけ・・・この話  信じる?信じない?・・・信じて〜!



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