2015年5月25日月曜日

ひとり鉄旅 7 今時の優先席

犬山城から茶室・如庵
の見学を3時間近く歩き通した。それも昼メシを食うことも忘れて。名古屋駅で東京行きの新幹線切符を買い、合わせて駅弁を買うことにした。色んな駅弁の中で、私の目にとまったのはソースカツ弁当だった。数種類の中で一番大きく、値段の安いソースカツ弁当にした。列車が走り出すのを待って、弁当を開く。この快感!急に腹が減ってきた。カツを一口。固い!食いしばってカツを千切った。噛むうちに、ショッパイ!ご飯に箸をつける。固い!ご飯全部が持ち上がる。デカすぎて口に入らない。小さく千切るのに指が疲れた。アゴが疲れた。ノドがやたらに渇いた。・・・教訓、駅弁は大きさや値段で決めないこと!


       

閑話休題・・・この正月飾りは松阪で見つけたものです。松阪では、この正月飾りを1年間飾るとのことでした。理由は、「1年間、飾りなさい」との神様の命令なんだそうです。・・・話は元へ。
東京駅からは山手線、地下鉄日比谷線、東武線と立ちっぱなし。東武線の中で、ふと見ると「優先席」と書いてある。座りたかったが、若い人が座ってる。全員目をつぶってる。蹴飛ばしたかったが諦めた。そして考えた。「そうか、これは若い人用の優先席なんだな。今の若い人はオレたち年寄りより疲れてるもんなあ。」そう考えた私は、優先席に座ってる若い人たちを慈愛に満ちた眼差しで見つめるのであった⁉︎   (おわり)

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