2014年3月22日土曜日

古稀の旅 2 早くもシューカツ⁈

無事に古稀山登山を終えて、今宵の宿へいざ出発!しようとしたら、T君のレンタカーのエンジンがかからないと言うじゃありませんか。

T君は、

「オレの車と同じ車種を借りたんだけど、かからないんだよ。オレのより新しいけど、おかしいなあ?」

と車のせいにしてます。私も、こんな車を貸すなんて、よくもレンタカー会社をやってるよ!会社の担当を呼び出せ、なんて考えもよぎりましたが、おくびにも出さず、

「オレがやってみるよ」

と言って、キーを回しました。かかりません。助手席のT君も不安そうです。ひょっとして・・・今度はブレーキペダルを踏んで、キーを回しました。心地よいエンジン音がします。

「T君、ブレーキペダルを踏んで、キーを回すんだよ!」

「そうか、今の車はそうなんだ!オレの車とは違ってるんだなあ」

と、私を尊敬の眼で、ジッと見つめているではないですか。彼の瞳はハート型になってました⁉︎

3台の車は、ようやくスタート。

今宵の宿は、修善寺近くの船原温泉・うえだ。「山ふところにいだかれて、大きな庭の小さな宿」がキャッチフレーズの宿の通り、平屋建てで客室7部屋の宿でした。温泉も料理も満足!

部屋に戻っての二次会。ますます盛り上がります。さすがは古稀人の我らです。終活の話で最高潮に!

「オレは、戒名なんていらない、と家族に言ってあるんだ」

とY君が言うと、

「オレの親父が死んだ時、坊さんがよ、『亡き母上様の戒名とのバランスからいっても、お父上の戒名も院号居士になります。』って言うんだよ。それでな、戒名料はいくらかい?って聞いたんだよ。そしたらな、『300万円です。』って言うんだよ。たまげたなあ・・・もちろん値切ったよ。」

と、O君が怒りを込めて話してくれました。私も空いた口が空いたままに・・・正気に戻った私が、

「オレもY君と同じで、戒名無しの葬式にしろ、と妻に言ってるのさ。」

と言うと、幹事のU君が、

「戒名無しだと葬式をやってくれないっていうよ!」

と言うのです。ホントかなあ?そこで一句

戒名で

呼ばれた先祖は

知らん顔

 

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