2014年3月2日日曜日

お不動様にお詣りしました

ブログの機嫌が悪くて、投稿ができませんでした。今、再挑戦したらご機嫌よろしく投稿できました。薪割り記事も3日遅れです。この記事も2日遅れになります。IT技術もまだまだ未熟なんですな。だいたい画面にタッチしないと動かないのは不便です。所詮、人間に仕える道具に過ぎないのだから、目線を感じて反応するくらいになって欲しいものです。更に充電するのもめんどくさいから、電気要らずにして欲しいね。誰か作ってくれないかな?ワタシ?無理無理、せいぜい薪ぐらいしか作れない私なんですから。

2月28日は、不動明王の祭日です。これは今井家の護り本尊・不動明王に捧げたお供物です。

白米のご飯に生の野菜です。この献立が不動明王の定食です!何と粗末な、と思うでしょうが、これに決めた御先祖の切なる思いが伝わってきます。御堂での護摩が終わり、本膳となりました。これまたしきたり通りの料理です。御酒も加わり話しはいつしか先祖の話になります。

約400年前、御先祖は豊臣家を見限り、関ヶ原の戦いが起こる前に関西の故郷を離れたようです。高さ50センチくらいの木彫りの不動明王を担ぎ、わずかな家族と家来を連れて、歩いて関東のこの地(築比地)に移住してきました。多分、徳川家康の領地なので開拓民の募集に応じたのかと想像してます。歩いてとなると長旅に耐えられない老人や病人を残しての移住だったと想像できます。肉親との永久の別れに水盃を、どんな思いで交わしたのでしょうか?

道中で亡くなる人も出たでしょう。

そして未開の原野のこの地に辿り着き、ここを永住の地と決めた時、どんな思いが込み上げてきたのでしょうか?

400年前のことが昨日のことのようです。そういえば大河ドラマ「官兵衛がゆく」の頃、先祖は関西の何処かに住んでいて、戦国の世を必死に生きていたんだと思うと身近に感じます。400年前って、ほんのちょっと前なんですねえ。

宴終了間際、来年は跡取り息子を参加させようということになりました。

 

1 件のコメント:

  1. 不動明王の御定食 最高の御馳走だと思います
    逆さにして盛るのですね
    脈々として続く昔からの行事大切に守られていますね~
    すばらしいです

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